クラウドに必要なパソコンのソフトウェア

クラウド時代のパソコン

クラウドに必要なパソコンのソフトウェア インターネットが世界中に張り巡らされ、いつでも、どこでも、ネットワークに接続できるようになってきました。その結果として、必要なデータの保存先もパソコンからクラウドへと変化しつつあります。今までは、パソコンに搭載されているハードディスクにデータを保存し、パソコンとデータが一緒に移動していました。従って、データが格納されたパソコンがなければ、データを取り出すことも出来ませんでした。しかし、クラウドにデータが保存されていれば、パソコンやタブレット、スマートフォンなどでも、データを取り出すことが出来るようになります。パソコンは、クラウドに保存されているデータの出力装置でしかなくなる訳です。
これまでのパソコンは、データを格納するハードディスク容量の大きさや、搭載できるRAMメモリの大きさ、あるいは計算処理を担うCPUの早さなど、より高いスペックを謳うことで、販売促進に繋げてきました。また、消費者も高いスペックのパソコンを望んでいました。しかし、クラウド時代に突入した現在では、必要なデータは全てインターネットのクラウドにあります。パソコンには大容量のハードディスクが必要でなくなりつつあります。一方で、高速で、いつでも、どこでもインターネットに接続できるスペックが求められるようになってきました。クラウドにデータがあれば、タブレットやスマートフォンでも、データにアクセスできるクラウド時代のパソコンに求めるものが少し変化しつつあります。